小原啓渡執筆集「諸行無常日記」
2007.04.22
癖
長らくのご無沙汰でした。
大阪市だけでなく、経産省の委託事業も受けているので、年度末ということもあって、事務的な仕事が山積みでした。
芸術創造館も何とか一年目を無事終了。
結果的には約25%の経費を節減し、実質稼働率は過去最高となりました。小さいながら自主企画もかなりの数をこなしたので、ほっと一息というところです。
昨年は企画運営に関わる内部システムの構築に時間とエネルギーを費やしましたが、今年からはもっと色々発信していきたいと思っています。
ところで、ブログです。
今回は「く」ですね。
「無くて七癖」などと言いますが、人間って、七癖どころか「癖の固まりだ」というのが僕の見解です。
自分が認識しているかどうかだけの問題で、身体的行為だけでなく、考え方も習慣に大きく影響されていて、一種の癖だと思います。
自分を変える(自分が変わる)ためには、かなりの衝撃を伴った偶発的事件に遭遇するか、時間のかかる習慣付け、癖を付けるしかないとさえ思っています。
なので、必要だと思える要素を自分のものにするために、僕がやってきた事と言えば「習慣付け」だけかもしれません。
最初はかなり意識的に繰り返しますが、これが無意識になってくるとしめたものです。
つまり、癖になったという事ですね。
習慣付けをするためにもノウハウがあり、この自分なりのノウハウに関しては本が書けるくらい色々試行錯誤してきました。
何はともあれ、
「反復と継続による癖が、人生を決める」
なんて、ちょっと大げさですか?
小原啓渡