小原啓渡執筆集「諸行無常日記」
2008.01.20
目くそ
「め」、今日はちょっと「目くそ」でショートブレイク。
「目くそ、鼻くそを笑う」というのは、さほど違いのない低レベルのもの同士が他方を非難している状況に用いる慣用句ですが、ふと、
笑われた鼻くそは、その後どうしたんだろう?と思った。
「君に笑われる筋合いはない!」と、毅然とした態度をとったとは思えない。
なぜ笑われたのか、ジクジクと思い悩んで落ち込んだかもしれない。
ただ、笑った目くそも、ひょっとすると嘲笑した自分に嫌悪を感じ、深く反省したかもしれない。
「目くそ、鼻くそに謝る」
なるほど、目くそも悪いやつじゃなかったんだ。
「目くそ、鼻くそと笑う」
うん、これはいい!
所詮、大した違いはないと、お互いの境遇を笑い飛ばして仲直りか。
結論:
何はともあれ、人を嘲笑するのは良くない!!
あれ?
なんか話ずれちゃいました、ね。
小原啓渡