小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2008.05.23

遊び

「あ!」今日から、このベタなブログ、4周目に入ります。

「遊び」で。

人それぞれ解釈は異なると思いますが、僕にとって「遊び」とは、
「自ら、喜び(楽しみ)に入っていく行為」です。

以前「喜び」に関して書きましたが、何を喜びと感じるかも人それぞれで、
例えば「人を喜ばせることが喜び」の人は、そのために行うことは、僕の解釈からすると全て「遊び」である、という事になります。

それでは、僕の「喜び」はというと、(かなり極端な話になりますが)
苦しみや、怒りや、悲しみなども含めて、まさに「生きる」ことです。
(喜びに転換できる程度の苦痛しか味わったことがないからそう言えるのかもしれませんが・・・)

実際、生きている(生かされている)ことに、喜びを感じています。(感じようとしています、と言った方が正確かもしれません・・・)

つまり僕にとっては、生きることが「遊び」ということになりますし、喜びを感じるために仕事をしているので、仕事も「遊び」です。

「子供は遊びの中で学ぶ」と言われますが、楽しむために学べば、「勉強」も「遊び」になり得るということですね。

どんなに大変なことも、「自分の喜びのため」と意識的に思うことで、その苦痛は随分違った性質のものに変わっていくと思います。

「遊びをせんとや生まれけむ」という有名なフレーズは、
「梁塵秘抄」の中にある、無心に遊んでいる子供を題材にした歌の一部ですが、
願わくば、すべての人がこう思える世の中になればいいなと思います。

さあ、このブログも4周目、心新たに「遊び」たいと思います。

小原啓渡

PAGE TOP