小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2008.08.09

浴衣

「ゆ」、「浴衣」で。

今日は淀川花火大会だったようで、電車の中は浴衣姿の若い女性でいっぱいでした。

和服姿の日本女性の代名詞ともいえる「おしとやか」というには、少々そぐわない女の子達も多くいましたが、やはり、視覚的にはかなり目を引きます。

「目立つ」とか「非日常」という意味でも、女性にとって花火大会やお祭りというのは浴衣を着れる数少ない機会ですから、こういう機会に和服が広がっていくのはとても素敵なことだと思います。

女性に比べて男性で浴衣を着ている人は少ないように思いましたが、もっとチャレンジしてみてほしいですね。

僕も数年前に浴衣を新調しましたが、仕事がら色々なイベントがある日というのは、休めない日が多くなかなか着る機会がありません。

着物というのは、オーソドックスな柄で、質のいいものなら長く着れますから、僕が子供のころ着ていた浴衣を自分の息子が着ていたりするとやはりいいものです。

以前ニューヨークのブロードウェイで浴衣姿の日本女性が歩いているのを見ました。
日本で見る以上に際立っていて、道行く人たちも振り返って見ていました。

外国の人たちにとって浴衣は、はかなりエキゾチックに映ると思いますので、海外旅行に一着持って行くというのも、ウケ狙いとしてもいいかもしれませんね。

小原啓渡

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