小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2008.09.20

博打(ばくち)

「は」、「博打(ばくち)」で。

「ギャンブル」という方が一般的ですね。
競馬や競輪、競艇などは公営ギャンブル、カジノは日本ではまだ協議中で、パチンコやマージャンは微妙というところでしょうか。

株や最近流行りのFXなどの投資も「ギャンブル性」がありますが、考えてみると、結婚相手を決めるのも、就職する会社を決めるのもある意味でギャンブル的なところがありますよね。

人生は「選択」の連続で、結果の見えないものを「選択」することが「ギャンブル」であるとするなら、人生は多かれ少なかれ「ギャンブル」なのかもしれません。

そんな人生のギャンブル性を楽しんでいるからでしょうか、僕は一般的なギャンブルに興味がありません。

一応、一通りのものは経験してきましたが、はまり込んだこともなければ、はまり込みそうになったこともない。

ルールや仕組み、何がおもしろいのか、なぜギャンブルにのめり込む人がいるのか、ギャンブルにのめり込む人というのはどういう性質を持っているのかなどを自分なりに探り出してしまえば、もうそれでおしまい。
それ以上、時間もお金も使う気が起こらなくなります。

どうせなら、人生というギャンブル、仕事というギャンブルにすべてをつぎ込みたいと思っています。

小原啓渡

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