小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2008.10.22

ストレス

「す」、「ストレス」で。

「ストレス」とは、簡潔に言うと「刺激によって起こる心身への負荷」ということですから、刺激をどう受け止め、処理するかがポイントのようです。

ある事象に対し、どの程度の刺激を受けるかは個人差があり、その刺激をどう解釈し、どう扱うかも人それぞれです。

したがってストレスに対しての万能薬は無く、他人のストレスを理解することもかなり困難であるということになります。

それでは、僕の「ストレス」対処法はというと、仕事における「トラブル」対処法と似ています。

なるべくトラブルが起こらないように常日頃からトラブルの元になりそうな事項をチエックしていて、その芽が見つかると、できるだけ早い段階で処理します。
それでも起こってしまった場合は、最良の解決方法を模索して対処すると同時に、再発しないための方策を具体的に打ち出します。

つまり、「トラブル」同様「ストレス」に対しても常に客観的に対応するということが大切なのだろうということです。

実際のところ「ストレス」の原因(ストレッサー)が「トラブル」である場合も多いですから、まずは「トラブル」を未然に防ぐことが重要で、「ストレス」になってしまった場合でも、その事態を「トラブル」だと考えて出来るだけ客観的に処理することが得策だと思います。

どうしても「ストレス」というと、自分の中に抱え込んでしまい、状況を俯瞰的に観察し分析することが困難になりますが、そこを何とか、自分の外に出して客観的に処理する。

僕が思うストレス対処法とは、こんなところでしょうか。

小原啓渡

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