小原啓渡執筆集「諸行無常日記」
2008.11.07
変化
「へ」、「変化」で。
アメリカ大統領選において黒人では初めて、オバマ氏が選出されました。
「CHANGE」というのがオバマ氏が掲げたスローガンでしたが、国際世論も含めアメリカ人の過半数が「変化」を選択したことは非常に興味深い。
いつかは、白人と有色人種の人口比率が逆転する頃に、黒人の大統領が登場するだろうとは予測していましたが、これほど早いとは思いませんでした。
(キング牧師が暗殺され、黒人が参政権を得たのはわずか40年ほど前のことです)
今回、思い知ったのが、驚異的ともいえる「変化のスピード」です。
ある産業が興隆し、衰退していくといった話ではなく、全世界的な規模で、資本主義という社会構造、人類の価値観自体が大きく、そして急激に変化しているのかもしれません。
以前このブログで書いた「臨界点」が、すぐそこまで来ている。
そんな気がしてなりません。
小原啓渡