小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2008.11.20

連想

「れ」、「連想」で。

昔、NHKで「連想ゲーム」という22年続いた長寿番組がありました。
そこで、他にどんな長寿番組があるのか調べてみました。

バラエティー番組では、なんと「よしもと新喜劇」が46年でトップ。
2位が「笑点」の43年。
「素人名人会」41年、「パネルクイズアタック25」が33年と続き、最近では「笑っていいとも」が26年と健闘しています。
関西の番組では「探偵ナイトスクープ」が20年。

流行の移り変わりが急激な現代にあって、人々が飽きずに見続ける番組というのは希少です。

これら長寿番組の共通点は何なのか、エンターテイメントは仕事にも関連することなので自分なりに考えてみると、「楽しさ」「笑い」「参加型」などの言葉が見えてきます。

ただ、何を楽しいと思い、何が笑いを誘い、どういった形で視聴者を自分も参加しているような感覚に引き込むのか、この部分に関してはタイムリーな時代性と、時代や年代を超えた人間の本質的な心理という両方の要素がありそうです。

舞台においても同じように何十年もロングランを続けている作品がありますが、一度じっくりと分析し、研究してみる必要があると思います。

小原啓渡

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