主催公演 - メディア情報

2015.11.02

「京都のちいさな美術館めぐり」GB出版/2015年10月22日

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MUSEUM 23 同時代ギャラリー アートコンプレックス1928 さまざまなアートの形態が雑居するビル 地元の人や観光客でにぎわう三条通りに建つ、アール・デコ調のレトロなビル。 1928年、武田五一の設計で大阪毎日新聞社京都支局として建築された。 星形の窓枠、社章をモチーフとしたバルコニー、玄関のランプカバーのデザインなど、思わず写真を撮りたくなるビジュアルが80年を経たいまも残っている。 3階にあるアーチ型形状が特徴的なホールは1999年、「アートコンプレックス1928」として生まれ変わった。 2012年4月から、エンターテインメント公演『ギア-GEAR-』がロングランで上映中。 マイムやダンス、マジック、ジャグリングなどを融合したパフォーマンスは外国人にも支持されている。 1階には「同時代ギャラリー」。 その名の通り、同時代を表現したアートが展示されている。 作家の作品を展示即売するショップ「コラージュ」、ギャラリーセレクトの若きクリエイターによる「実験ショップ」など、作家に近づけるスペースも魅力的。 こだわりポイント!! 地下のカフェもアーティスティック! ビルの地下には「カフェ・アンデパンダン」。 こちらもまた、音楽やライブペインティングなどのイベントが開催されるアーティスティックな空間。 ランチやスイーツが充実しているので、シチュエーションによって使い分けできる。 data 同時代ギャラリー どうじだいぎゃらりー ART COMPLEX 1928 あーとこんぷれっくす1928 京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928 ビル 1F ※ART COMPLEX 1928の公演期間・時間・料金はウェブサイトを要確認 075-256-6155(同時代ギャラリー) 075-254-6520(ART COMPLEX 1928) 12:00~19:00(日曜~18:00) 休 月曜(祝日の場合は開館) \ 入館料無料 市営地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩4分 http://www.dohjidai.com/gallery/ (同時代ギャラリー) https://www.artcomplex.net/ac1928/ (ART COMPLEX 1928) カフェ・アンデパンダン 075-255-4312 11:30~24:00(L.O. 23:30) 休 無休 言葉を使わず観客の五感に訴えかける『ギア』。 まるでおもちゃ工場のような舞台セットも見もの。 ©Inoue Yoshikazu 「同時代ギャラリー」での村山春菜個展「お・で・か・け―ちょっと圏外まで―」(2012年11~12月)の展示風景(写真右上)。 「コラージュ」での「自然と人間の冗談な関係について」展(写真右下)。 撮影スポットとなっている外観(写真左)。 抹茶のチーズケーキはおすすめのスイーツメニュー。
是非知らざれる古都の一面紹介する「京都のちいさな美術館めぐり」で『ギア-GEAR-』が紹介されました。

2015.10.16

「日本再発見!リ・バウンド」日経MJ/2015年10月14日

日本再発見!リ・バウンド つかむ インバウンド消費 訪日客のSNS拡散 「お墨付き」日本人動く 訪日外国人の「インバウンド消費」が加速する中、彼らの消費行動が日本人にも影響を与えている。 訪日客に人気と交流サイト(SNS)などで取り上げられたことをきっかけに、日本人から改めて評価されたり再注目されたりする店やモノが目立ち始めているのだ。 各地に広がる「リ・バウンド」現象を追った。 「カフェの本場から来た外国人が評価するなら、きっとおいしいと思って」。 9月下旬、東京・渋谷駅から徒歩7分ほどの街中にあるコーヒースタンド、「アバウトライフコーヒーブリュワーズ」に初めて訪れた都内在住の会社員、木住野舞さん(26)は、いれたてのコーヒーを手に話す。 「いつも欧米人でにぎわっているのを見て気になっていた」と木住野さん。 「想像どおりの味わい。 これからも利用したい」と満足げに店を後にした。 その間にも旅行客風の外国人やスーツ姿の日本人が次々に訪れる。 同店は14年5月にオープン。 豆と入れ方にこだわったコーヒーをテークアウト主体で提供する「知る人ぞ知る店」だった。 小さなコーヒースタンドが客足の絶えない人気店となった背景の一つには、訪日客の存在がある。 半年ほど前から「インスタグラムやフェイスブックに英語で積極的に店の情報を投稿していた」(神戸渉店長)。 それを見て訪れた外国人が感想をSNSに投稿し、評判が拡散。 6月に米大手口コミ情報サイト、イェルプが発表した「外国人に人気の東京スポットベスト30」にランクインし、認知度が高まった。 口コミは日本人にも波及。 東京・下北沢でバーを営む宇野徳浩さん(53)は外国人のSNSの投稿を見て来店し、今や「週に3~4回利用する」常連だ。 外国人の列を見て立ち寄る日本人も増え、客数はこの1年半で倍以上に伸びたという。 欧米の観光客に人気の京都。 ここにもリ・バウンド現象が見て取れる。 京都市東山区に昨年オープンした「サムライ剣舞シアター」。 詩吟に合わせて刀や扇を使って舞う伝統芸能「剣舞」の鑑賞や体験ができる施設だ。 「少しずつ日本人の体験客も増えてきた」。 代表の鉤逢賀(まがり・おうが)さんは話す。 明治初期に生まれたとされる剣舞だが、昨今は「流派や生徒も減少傾向」(鉤さん)。 危機感から何とか認知を高めたいと始めたのが訪日客向けのショーや剣舞体験だった。 英語での指導が好評で外国人の間で話題となり、年間3千人もの体験者が訪れるように。 世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が6月に発表した「外国人に人気の日本の観光スポット」ではトップ10に入った。 「以前は月に一組ほどしか来なかった」という日本人の注目も集まってきた。 「外国人が関心を持つなら、子供にも楽しめると思って来ました」。 3日、向井秀太君(9)と晴太君(6)兄弟を剣舞体験に連れてきた会社員の父親(40)は話す。 2人が刀の扱いやお辞儀の仕方を学ぶのを見て「日本ならではの立ち居振る舞いはやはり魅力的」と評価する。 「旅慣れた訪日客の発信力が日本人を動かしている」。 観光コンサルティングなどを手掛ける合同会社フォーティR&Cの水津陽子代表は指摘する。 今や訪日客の6割はリピーター。 「彼らは買い物だけでなくもっとディープな観光を求める」。 新しい日本を発見し、発信したいという訪日客のニーズがリ・バウンド現象の源泉とみる。 今はまだ観光地に集中するが、日本人が気づかない魅力が訪日客により明らかになるケースは「今後、地方でも広がる余地が大きい」と水津氏は話す。 訪日客対応のコンサルティングを手掛けるやまとごころ(東京・新宿)の村山慶輔代表は「欧米人の集まるスポットに洗練を感じる日本人は多いほか、美術館でも建築物でも『世界的に評価を受けた』と言われると日本人は行きたくなるもの」と、日本人の"舶来信仰"を指摘する。 アートイベントで有名な香川県の直島など「海外のメディアに取り上げられ、国内でも著名になった例は少なくない」。 リ・バウンド現象はとりわけSNSをよく使う若い世代に顕著だ。 「今、行きたいのは浅草の『花月堂』。 ネットで外国人がジャンボめろんぱんを食べているのを見て」。 そう話すのは東京都江戸川区在住の大学生、白杉有紗さん(19)。 都内に住む女子高校生(16)は、最近、外国人向けのガイドブックや口コミサイトを見て遊びに行く場所を決めるという。 東京タワーに行ったり人力車に乗ったり、都内の温泉施設で女子会もした。 「原宿や渋谷は行き尽くしたので、メジャーな場所が逆に新鮮」 「20代の女性グループなど10年前には考えられなかった」。 東京・秋葉原の中古ゲームソフト専門店「スーパーポテト」の北林洋平店長は驚く。 レトロゲーム雑貨を拡充したことから訪日客が増加。 それに伴い日本人の女性客も増え始めた。 同店を訪れた中野区在住の女子大学生、常千鶴さんは「外国人がゲームを楽しんでいる様子が見たかった」と笑顔。 埼玉県在住の男子大学生(18)もネットで外国人の書き込みを見て先月、サークルの仲間と同店を訪れた。 「珍しいゲームがたくさんで新鮮だった。 レトロな日本を教えてもらった気分」という。 (田島亜紀子、服部良祐、伊神賢人) 京都市の「サムライ剣舞シアター」で剣舞を体験する向井君兄弟 訪日客などに人気の「アバウトライフコーヒーブリュワーズ」でコーヒーを楽しむ女性客(東京都渋谷区) こんなところにも「リ・バウンド」 観光地・エンターテインメント 伏見稲荷大社(京都) 千本鳥居などを塗り直したところが外国人先行で参拝客が爆発的に増加 無言劇「ギア」(京都) パントマイムなどが口コミで外国人に話題になり日本人客増加 ■空中庭園展望台(大阪) 14年の来場者数は12年比1.5倍の97万人。 日本人の再評価目立つ 日本文化 人力車「時代屋」(東京・浅草) 英語対応の強化などにより、外国人を連れてくる日本人客が増加 ■大宮盆栽美術館(さいたま市) 14年度の入場者数は前年度比2割増。 外国人に人気となり、若い人も関心 飲食店、物販、宿泊施設など デザインポケット(大阪) 食品サンプル販売や制作体験。 訪日客に注目され、雑貨として日本人にも再人気 ■花月堂(東京・浅草) ジャンボめろんぱんが訪日客に人気となり、日本人も呼び込む。 ここ3年ほど来店客は約2割ずつ増加 (注)街頭インタビューなどで「訪日客に人気と聞いて訪れた・訪れたいスポット」として名前が挙がった施設
日経MJの一面に、「日本再発見!リ・バウンド」として『ギア』の記事が掲載されました。

2015.10.12

関西テレビ「ゆうがたLIVEワンダー」で『ギア』を紹介

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10月12日(祝・月)に、関西テレビ「ゆうがたLIVEワンダー」で『ギア』が取り上げられました。
http://www.ktv.jp/wonder/

2015.07.24

「無言劇『ギア』が1000回公演 言葉超え外国人も共感」日経新聞/2015年7月24日

演 art 無言劇「ギア」が1000公演 言葉超え外国人も共感 京都・三条の専用劇場で2012年に始まったセリフのない劇「ギア-GEAR-」がこのほど1000公演を達成した。 小劇場では異例のロングランだ。 言葉の壁がないため、外国人観光客にも人気を呼んでおり、今秋にはモスクワでロシア版の公演が始まる。 舞台は未来の荒廃したおもちゃ工場。 4体の人間型ロボット「ロボロイド」が働き続けている。 そこに工場の製品だった女性の人形「ドール」が現れ、触れ合う中で「好奇心」と「遊び」を獲得。 5体はだんだんと人間に近づいていくいう物語だ。 ロボロイドはそれぞれパントマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングの得意技を披露する。 彼らのパフォーマンスが大きな見どころだ。 配役は固定していない。 5体にはそれぞれを演じる複数の俳優がいて、公演ごとに替わる。 マイムの世界大会で優勝するなど実績十分の人材がそろい、公演ごとに様々な組み合わせが見られるのが魅力になっている。 上演時間は70分前後と短めで、子供でも疲れずに見られる。 「ギア」は歯車を意味する。 歯車が一つでも欠ければ機械は動かないように、5人の出演者の個性が調和して舞台が出来上がる。 無言劇でも観客の声援や拍手は大歓迎。 声援や拍手はドールに「心」を与え、ドールはロボロイドに「力」を授ける。 観客も舞台をつくり上げる大切な歯車になっている。 専用劇場「ART COMPLEX 1928」がある建物は1928年、大阪毎日新聞社京都支局ビルとして建築された。 99年に演劇や音楽、ダンスなど幅広いジャンルに対応したイベントスペースとして開業。 外観はアールデコ調で、京都市の有形文化財に指定されている。 建物の3階にある専用劇場は100席と小規模。 しかし、舞台装置はプロジェクションマッピングや最大1600万色のレーザー光線、遠隔操作で自在に色を操る発光ダイオード(LED)ドレスなど最新の技術を駆使する。 統括プロデューサーの小原啓渡氏が米ニューヨークで、セリフを使わないパフォーマンス「ブルーマン」を見て「外国人にもわかるロングランをつくりたい」と考えたのがきっかけだった。 10年のトライアル公演を経て、12年4月から本公演が始まった。 ギアの特徴は観客にアンケートをとって、結果を随時舞台に反映させること。 演出家は「御客様」を意味する「オンキャクヨウ」を名乗る。 アルバイトなど誰でも参加できる総見を頻繁に開き、自由に意見を言い合って、常に新しいパフォーマンスを見せていく。 9月からはマジックに幻想的なイリュージョンを取り入れた新バージョン4.0が始まる。 地元の協力がロングランの秘訣の一つ。 神戸大学の研究室がプロジェクションマッピングの技術を提供。 京都の宿泊施設も宣伝に協力する。 急増している訪日外国人観光客を取り込んだのが大きかった。 米大手旅行サイト「トリップアドバイザー」では15年度の「外国人に人気の日本の観光スポット」で19位に選ばれた。 岐阜・白川郷(23位)や明治神宮(25位)など定番の観光スポットを上回る。 観客席の半分を外国人が占める公演もあるという。 今秋にはモスクワで現地スタッフによるロシア版ギアが始まる予定だ。 観光で京都を訪れたロシアの演劇プロデューサーが偶然舞台を見て申し出た。 舞台に必要なノウハウはパッケージ化しており、どこでもギアを再現できるとしている。 小原氏は「世界5カ国で現地版ギアを上演したい」と意気込む。 ギアは毎週金土日曜と祝日、第2・第4水曜日に昼夜2回上演中。 (シニア・エディター 泉延喜) ドール(左から2人目)と4人のロボロイドは人間に近づいていく=写真 Yoshikazu Inoue
日経新聞関西版夕刊の関西Viewに、京都ロングラン1000回公演達成の記事が掲載されました。)%>

2015.07.04

「小劇場で黙々1000回」朝日新聞/2015年7月4日

小劇場で黙々1000回 無言語パフォーマンス「ギア」 今秋にもモスクワ公演 セリフがない無言語パフォーマンス「ギア-GEAR-」が中京区三条通御幸町東南角の小劇場で3年余り公演を続け、先月に1千回の節目を迎えた。 小劇場でこれだけのロングランは異例という。 さらに今秋にも、ロシアでロングラン公演を始める予定だ。 「ギア」は、元おもちゃ工場で働く人間型のロボットが、女の子の人形「ドール」と出会い、触れ合いの中で人間の心を芽生えさせていくという約80分間の物語。 4体のロボットがパントマイムやマジック、ブレークダンス、ジャグリングといった得意技を披露する。 LEDを使ったドレスやプロジェクションマッピング、レーザー光線などの舞台装置も特徴だ。 拠点は100席の専用劇場「ART COMPLEX 1928」。 2012年4月の開始から入場者数は6万1千人を超え、6月19日の1千回目の公演もほぼ満席だった。 人気の秘密は毎回微妙に異なるその内容だ。 ドールと4体のロボットに扮する出演者はそれぞれ3~5人いる。 世界大会で優勝経験があるなど各分野で一流の技を持ち、公演ごとに無数の組み合わせが生まれる。 また演出にも工夫を凝らす。 演出家の「オン・キャクヨウ」は、漢字で表記すると「御客様」。 観客からのアンケート結果を舞台やサービス内容に反映、発展させていく。 1千回記念の公演に訪れ大阪府東大阪市の会社員尾前智美さん(43)は「40~50回通っている」という常連客だ。 「出演者どうしや客席を巻き込んだ化学反応が毎回楽しみです」 セリフがなく理解しやすいため、外国人観光客にも人気だ。 世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」でも、「外国人に人気の日本の観光スポット」(15年度版)で、嵐山(右京区、西京区)や両国国技館(東京都墨田区)などを抑えて19位にランクインしている。 ギアの統括プロデューサ小原啓渡さん(55)によると、世界の主要な都市では、観劇は人気が高く、家族でも楽しめる施設や機会も充実しているという。 ニューヨークのブルーマン・グループや、ロンドンの「ストンプ」、ソウルの「ナンタ」など「先輩格」の無言語パフォーマンスもある。 小原さんは「日本ではまだ十分に定着していないし、その場所も少ない。 京都が国内の先進地となるよう、一役買いたい」と話す。 一方で、ギアの海外進出の話も進む。 ギアを見てファンになったロシアの演劇プロデューサーが、今秋にも、モスクワで現地の出演者によるロシア版のロングラン公演を始める予定だ。 小原さんは、ニューヨークやロンドンなどにも公演拠点を作り、各地の出演者やスタッフに交流してもらいたいと期待する。 「一つひとつ形や大きさが違う歯車(ギア)だけど、かみ合えば調和が生まれるというメッセージを、これからも伝え続けていきたい」と話している。 公演は毎週金~日曜日と祝日、第2、第4水曜日の1日2回。 一般S席4200円、A席3700円(前売り。税込み)など。 問い合わせはチケット窓口(0120・937・882)へ。 (小河雅臣) 上 公演1千回を記念し、記念のプラカードを掲げる「ギア-GEAR-」の出演者たち 下 「1千回は通過点でしかない」と語る小原啓渡さん=いずれも中京区
朝日新聞京都版朝刊の京都面に、京都ロングラン1000回公演達成の記事が掲載されました。

2015.06.30

「外国人が口コミで広める日本のココがすごい観光スポット」週刊ポスト/2015年6月29日発行

19位 京都 ギア専用劇場(ART COMPLEX 1928) 台詞なしで楽しめるパフォーマンス劇 「『シルク・ドゥ・ソレイユ』の小劇場バージョンみたい」――。 昨夏から口コミで外国人観光客が増えているのが京都で公演される『ギア-GEAR-』。 言葉を一切発しないパフォーマンス劇で、全身を駆使した高い表現力が特徴だ。 物語に登場するパントマイム、ジャグリング、ダンス、マジックの演者は国際大会チャンピオンクラスという実力派揃い。 プロジェクションマッピングや最大1600万色の光が出るレーザービームなど、最新技術を駆使した演出も圧巻だ。 「欧米からのお客様が中心で、金土日の夜公演は特に賑わいます。 昼間、京都の寺社巡りやショッピングを楽しんだ後、劇を鑑賞し、上演後に遅いディナーを楽しまれるようです」(劇場広報) 28年に武田五一の設計により大阪毎日新聞社京都支局として造られた建物。 現在は文化施設として使われており3階が劇場 登場人物5人による約70分のノンストップのパフォーマンス。 紙ふぶきが舞うシーンは、「ペーパー・トルネード」と呼ばれる名物 12年4月にスタートし、6月には1000回目のロングラン公演を達成。 延べ来場者は6万人を突破 外国人に人気の観光スポット BEST30 1位 伏見稲荷大社(京都) 2位 広島平和記念資料館(広島) 3位 厳島神社(広島) 4位 東大寺(奈良) 5位 禅林寺 永観堂(京都) 6位 地獄谷野猿公苑(長野) 7位 高野山 奥之院(和歌山) 8位 サムライ剣舞シアター(京都) 9位 沖縄美ら海水族館(沖縄) 10位 箱根彫刻の森美術館(神奈川) 11位 金閣寺(京都) 12位 新宿御苑(東京) 13位 富士山(静岡・山梨) 14位 成田山 新勝寺(千葉) 15位 兼六園(石川) 16位 松本城(長野) 17位 横浜みなとみらい21(神奈川) 18位 奈良公園(奈良) 19位 ギア専用劇場(ART COMPLEX 1928)(京都) 20位 弥山(広島) 21位 浅草文化観光センター(東京) 22位 長谷寺(神奈川) 23位 白川郷合掌造り集落(岐阜) 24位 三十三間堂(京都) 25位 明治神宮(東京) 26位 渋谷センター街(東京) 27位 トヨタ産業技術記念館(愛知) 28位 嵐山(京都) 29位 両国国技館(東京) 30位 東京シティビュー(六本木ヒルズ展望台)(東京) 「トリップアドバイザー」日本法人調べ 日本政府観光局が発表した昨年日本を訪れた外国人の数は1341万4000人。 円安や東南アジアの訪日ビザ緩和などを追い風に過去最高を記録した。 では、気になる訪問先はどこなのか? 世界45か国で利用される大手口コミサイト「トリップアドバイザー」発表の『外国人に人気の観光スポット2015』によれば外国人観光客らの行き先は意外なものだった。 トップ5は京都の「伏見稲荷大社」や広島の「広島平和記念資料館」など日本の歴史や文化を感じさせる場所だが、6位の長野「地獄谷野猿公苑」に続き、8位に京都の「サムライ剣舞シアター」がランクイン。 日本人には馴染みのない場所ながら、剣舞を体験した外国人からは「すごくよかった!! 家に帰ったら剣舞ができる場所を見つけて練習します」などと、大絶賛のコメントが寄せられる。 「調査を始めて7年、神社仏閣は変わらぬ人気です。 投稿が投稿を呼び、観るだけのスポットから一歩進んで、日本の文化を体験できる場所に注目が集まったようです」(トリップアドバイザー日本法人広報担当) この夏、日本人が気づかなかった名所を改めて訪ねてみるのはいかが。 1位 伏見稲荷大社 5位 禅林寺 永観堂 10位 箱根彫刻の森美術館 14位 成田山 新勝寺 20位 弥山(みせん) 24位 三十三間堂
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巻頭の”外国人が口コミで広める日本のココがすごい観光スポット”で京都ロングラン公演中の『ギア-GEAR-』が紹介されました。

2015.06.26

「ギア公演1000回突破」京都新聞/2015年6月26日

ギア公演 1000回突破 外国人観光客にも人気 身体表現劇  京都市中京区のビル 「アートコンプレックス1928」内の専用劇場で公演されている身体表現劇「ギア-GEAR-」が千回を突破した。 せりふなしで演じられるため、外国人観光客にも人気を集めている。 ギアは手品やパントマイム、ダンス、ジャグリングを取り入れて いる。 閉鎖された工場を舞台にしたロボットと人形の交流物語で、 光と映像を投影するプロジェクションマッピングを使って幻想的で迫力ある演出が楽しめる。  公演は2012年4月に始まった。 当初は期間限定の予定だったが好評を受け、内容を改編しながらロングランを達成した。 今年は、旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」で高く評価された施設に与えられる「エクセレンス認証」を受賞した。 千回目となった19日の公演では、劇終了後に出演者が「1000回」と書かれたパネルを持って舞台に登場した。 観客たちは「千回おめでとう」と声をそろえ、出演者たちを驚かせて節目を祝った。 公演は原則、金、土、日曜と祝日、第2と第4の水曜日。 全席指定で当日一般S席4700円。 問い合わせはフリーダイヤル(0120)937882。 (樺山聡)    1000回公演で記念のパネルを掲げる「ギア」の出演者たち (京都市中京区・アートコンプレックス1928)
京都新聞朝刊の地域プラス面に、京都ロングラン1000回公演達成の記事が掲載されました!

2015.06.25

「言葉なき公演1000の節目」毎日新聞/2015年6月25日

驚都 きょうと 言葉なき公演1000の節目 クライマックスシーンで無数の白い紙が客席まで舞うと歓声が起きた。 ロングラン公演を続けるノンバーバル(非言語)パフォーマンス「ギア-GEAR-」。 京都市中京区の「1928ビル(旧毎日新聞京都支局)」3階の座席数100の専用劇場で2012年4月に始まり、これまで6万人を超える観客を動員してきた。 せりふはなく、使われなくなった工場を舞台にパントマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングのパフォーマンスを織り交ぜながらストーリーが展開する。 インターネットの口コミサイトなどで評判が広がり、海外からの観客も多い。 観客の声を聞きながら演出やストーリーの細かい部分を変化させる。 今月19日には1000公演目を迎えた。 広報担当の林るみさん(40)は「お客さんに支えられてここまで来た」と話す。 公演は金、土、日曜と第2・4水曜、祝日。 一般3700円から。 問い合わせはギア事務局(0120・937・882)。 【小松雄介】 1000公演目を迎えたギア。 クライマックスシーンで紙吹雪が客席まで舞う=京都市中京区で
毎日新聞朝刊の京都地域面に、京都ロングラン1000回公演達成の記事が掲載されました。

2015.06.12

京都9大「異風景」・Umagazine/2015年6月12日発行

show 默劇 藝妓 IN OUT? 每個地方都有其代表性表演,香港是粵劇,俄羅斯是芭蕾舞,京都就自然是藝伎 show。 但近年京都最受外國遊客歡迎的表演,兼去年在 tripadvisor 網站京都 350 個景點中取得第 2 位的 《Gear》,竟然是現代默劇。 不少人對默劇的印象仍停留在沉悶高深,但 《Gear》 卻令 75 分鐘的表演絕無悶場。 故事背景是廢棄玩具工場,主要角色是 4 個在工場工作的機械人,以及古老洋娃娃玩具。 故事雖簡單,但每位角色都身懷絕技,結合魔術、默劇、雜耍、breakdance,再配合場內舞台機關,與創意滿分的燈光 projection 設計,目不暇給。 而且雖只有 5 個角色,但每場擔綱的演員都不一樣,最多竟可以有 960 個組合! 因此每一次看,都有不同驚喜。 默劇推出後 2 年,已成京都名物。 以後推薦朋友去京都睇 show,多了一個特別選擇。 舞台設計得十分精細,處處機關。 而小舞台的好處,就是能與觀眾作近距離互動。 橋本昌也負責玩魔術、四個機械人中最 chok(魔術師通病?)與觀眾最多互動。 連現場幕後職員也入戲地穿着印有「齒輪玩具工廠」的外套。 最後一幕工場發生故障,舞台上的大風扇吹出一張張白紙,5 人就如在雪中亂舞,白紙向住觀眾飛去,場面震撼。 綠色的機械人擅長雜技,採訪當日有幸見到由全日本連續拋起 7 個雜技球最長時間保持者――酒田慎吾演出的場次。 黃色機械人最厲害是完全能配合到牆上 Projection 投影的人形影子,效果一絕。 起初以為飄下来的白紙只是廢紙一張,原來全是偽廣告,每款玩具都有專屬傳單。 劇場容納約一百人左右,第一行是特等席,只貴約 30 蚊,想有更震撼的觀感可以一試。 洋娃娃雖然沒有特別技能,但身上的白色洋裙卻暗藏 LED 燈,配合劇情會亮燈之餘,甚至可充當 Projection 的 投射版。 098 COVER STORY JAPAN 無處不在的齒輪 《Gear》長期公演後,齒輪已成 1928 大樓的標誌,窗外的巨大剪影藝術,還有大樓門外長期懸掛的長 banner,都有齒輪的圖案,劇場售賣的商品也當然以齒輪為主。 巨大齒輪及 5 位主角以剪影形式出現在大樓外牆,從室內望出去,有點像身處鐘樓。 Producer 小原啓渡十幾年前已在 1928 大樓開劇場,為了展示京都活力、年輕的一面,所以設計了疆個所有國籍人士都能享受的創意默劇。 散場後的小角落,除有概念原畫展示,還有劇中綠機械人最擅長的雜耍工具,以及少不得的齒輪裝置,任玩唔聽。 成套戲完全無閣場,篩得好開心。 最欣賞紅色機械人,他的默劇技術最專業,也最能帶動全場氣氛。 波蘭人 SZYMON KOWALKO 舞台設計好勁,演員同 projection 配合得好好,會介紹朋友再嚟睇。 大阪人 山下先生、中井小姐 最受歡迎的是與當地木工藝術家合 作的齒輪木頭襟章-約 32 港元。 還有各款紀念品,如角色彩繪 postcard。 Art Complex 1928 ●地址:京都市中京區三条通御幸町東南角弁慶石町56 1928大樓 ●電話:+81 (0)7 5254 6520 ●開放時間:10am 至 7pm ●交通:阪急電車河原町站 9 號出口,徒步約 8 分鐘,或乘京阪電車至三条站 6 號出口徒步 5 分鐘 ●網址:www.artcomplex.net/ac1928/index.html GEAR ●地址:1928 大樓 3 樓全層 ●票價:預售票成人約 241 港元一張(頭兩行為 265 港元),小學至高中生約 170 港元一張(頭兩行為 202 港元),即日票每張加 32 港元 ●網址:www.gear.ac/cht/
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香港の旅行雑誌『Umagazine』で『ギア』が紹介されました。(全3ページ)

2015.06.05

「京都発ショービジネス、世界へー外国人も絶賛、「言葉の壁」のない近未来パフォーマンスー」日経ビジネスオンライン

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企業のトップやリーダーに向けたビジネス情報サイト・日経ビジネスオンラインに「京都発ショービジネス、世界へー外国人も絶賛、「言葉の壁」のない近未来パフォーマンスー」として掲載されました。
ショービジネスを取り巻く状況などにも言及されており、かなり深く掘り下げていただいています。

2015.06.05

「新・観光立国論」東洋経済新報社/2015年6月5日出版

各紙、メディアで話題のデービッド・アトキンソン著「新・観光立国論」にて、これからの日本に必要な取り組みの事例として『ギア-GEAR-』紹介されました。

 

2015.06.01

「叶え人」求人わーくめーる/2015年6月

2015年6月に発刊された求人誌・求人わーくめーるの巻頭インタビューに、『ギア』ドールパート:兵頭祐香が掲載されました!
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正社員・パート・アルバイト 京都・滋賀・北摂の求人誌 月刊 毎月 最終金曜日発行 求人わーくめーる 2015 6 June 5.29-6.25 vol.50 巻頭インタビュー かなえびと 叶え人 夢を叶えた人、それが…「叶え人」。 ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』 兵頭 祐香さん CONTENTS 南区・伏見区・京都府下南部エリア 亀岡・府下北部エリア 右京区・西京区・向日市・長岡京市エリア 中京区・下京区・上京区・北区・左京区エリア 東山区・山科区・滋賀県エリア 勤務地いろいろ 読者プレゼント ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』より 特別招待券をプレゼント 詳細は本誌内をご覧ください。 ¥0 TakeFree ご自由にお取りください 求人のお申し込み・お問合せは 075.811.6869 おシゴトマッチングマガジン http://work-mail.info 叶え人 かなえびと vol.50 女優 夢を叶えた人、それが…「叶え人」。 ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』兵頭 祐香さん 取材 2015.5.13 於 ギア専用劇場(ART COMPLEX 1928) お客様が私のことを見てくれたおかげで、私はここにいる、ということを実感できる。 このおシゴトを志したきっかけは? デビューとなった河瀬直美監督作『沙羅双樹』が、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式招待され、レッドカーペットを歩いた時に、国や言葉や年齢に関係なく、世界中の人に見てもらえる機会がある職業だということを感じて、とてつもなく広い世界が待っていると思い、このお仕事をしたいと思いました。 女優とは具体的にどのようなおシゴトですか? 普段の生活に少し彩りを足すお仕事。 あとは、夢を見てもらうためのお手伝いをちょっとだけするお仕事です。 「これを見たら明日も頑張れる!」や「悲しい出来事があったけど前を向いて行こう!」など、元気や勇気の源になれれば、嬉しい。 このおシゴトの、大変だなと思う事は? なにせ、夢を見てもらうためには、私自身が夢を見れるようにしておかなければならないことです。 夢を見るって、大人になればなるほど、難しい気がします。 でも基本的には、あまり大変だと思っていないです。 逆に良かったと思うことは? 私が好きなことを思いっきり楽しんでやっているだけなのに、見に来てくれた人の目がキラキラと輝いていて、ありがとうなんて言ってもらった時には、なんて素敵な仕事なんだろうと思います。 そして、お客様が私のことを見てくれたおかげで、私はここにいる、ということを実感できる瞬間でもあります。 このおシゴトをする上で必要なこと、勉強したことは? 普段の生活を目一杯楽しむことです。 おいしいものをおいしいと食べて美しいものを見て心動かされ感動し、悲しい時には涙を流し、楽しい時にはめいっぱい笑い転げるような。 素直でいられる仲間や、環境にしておくこと。 これは、とても大切なことだと思います。 女優になるためにやっていた訳ではないのですが、クラシックバレエと、ピアノを小さい頃から習っていたので、それは舞台に立つ上でとても役に立っています。 やっててよかった! 今後の夢、目標を教えてください。 もっとたくさんの人に見てもらうこと。 もっとたくさんの国で上演すること。 世界にはたくさん演劇祭や映画祭があるので参加したいです。 またレッドカーペットを歩けるよな作品に出演したいですね。 夢を追いかけている読者のみなさんにメッセージをお願いします。 夢を持っていること、とても素敵なことだと思います。 たくさん悩んだり、悔しいことも苦しいこともあるかもしれませんが、どうか諦めずに、夢を叶えるべく突き進んでください! そして、もし叶えるための力が少しだけ足りない時、役に立てたら嬉しい。 そのために今日も一生懸命演じたい。 ©Yoshikazu Inoue 演劇でもない!ミュージカルでもない!サーカスでもない!日本発・日本初の ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』 出演者は世界レベルのパフォーマー4名と女優1名の計5名。 世界レベルのパフォーマンスに加え、ノンバーバル(=言葉に頼らない)で紡ぎだされるストーリーが楽しめ、子どもから大人まであらゆる世代の間で人気に。 国内小劇場では誰も成し遂げられなかった、ロングラン公演1000回を6月に突破予定の話題作、あたなもぜひご体感を! チケット料金 前売券 一般 S席 4,200円 一般 A席 3,700円 学生 シニア 60歳以上 S席 3,200円 学生 シニア 60歳以上 A席 2,700円 小・中・高 S席 2,200円 小・中・高 A席 1,700円 幼児 3~5歳未就学 0円 ※3歳未満のお子様はご入場頂けません ©Yoshikazu Inoue 【お問合せ】 0120-937-882 【URL】 http://www.gear.ac/ 【住所】 京都市中京区三条御幸町角1928ビル3階

2015.04.20

「ギア無言の魅力 京都発の舞台4年目に」読売新聞/2015年4月20日夕刊

2015年4月20日に発刊された、読売新聞の夕刊かんさいステージ面に京都ロングラン4年目突入の記事が掲載されました!
かんさい 「ギア」無言の魅力 京都発の舞台 4年目に 言葉を一切使わない「ノンバーバル・パフォーマンス」の舞台「ギア」が、京都市中京区の専用劇場でロングラン4年目に入った。 パントマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングの芸を軸に、プロジェクションマッピングなどの仕掛けも凝らしたファンタジー劇で、国内外から5万人以上の観客を動員。 日本の小劇場では珍しい長期公演成功の秘密を探ると、①試行錯誤②複数キャスト③かぶき精神――の三つが見えてきた。 (森重達裕) ①試行錯誤 「ギア」は、廃工場で働く人型ロボット4体が、かつて生産されていた古びた女の子の人形(ドール)と出会い、心の交流を図る物語。 専用劇場は三条通御幸町にある築90年のビル3階。 約100席で、週末を中心に週3~4日、70~80分の舞台を1日2回上演している。 6月には通算1000回を達成する見込みだ。 2010年にパイロット版を作り、各地で100回近いトライアウト(試行)公演を行ったという。 統括プロデューサーの小原啓渡(54)は「毎回アンケートを実施し、コンスタントに8割以上が『最高』を選ばないとロングランしないと決めていた」と話す。 最後には9割以上が「最高」と評価。 自信を得て、12年4月から現在の劇場で公演をスタート。 その後も改良を重ね、現在は「ギア バージョン3.70」と銘打つ。 ②複数キャスト 赤(パントマイム)、黄(ブレイクダンス)、青(マジック)、緑(ジャグリング)のロボットは、白いドレスのドールの手に触れると様々な特殊能力を発揮。 ブレイクダンスで宙返りする荒業や、観客を巻き込んでのマジックなどを次々に見せていく。 オーディションで選ばれた出演者は、五つの役にそれぞれ3~5人ずついるため、数百通りの組み合わせができる。 「全く同じ座組みを見る機会がまずない。 得意技も、芝居の間もキャストの組み合わせによって変わるので20回、30回と訪れるリピーターも多い」(小原) 4人いるドール役の一人、平本茜子は「毎回、劇場の空気が違うし、みんな自由にアドリブをするので、相手が違うとどんどん面白くなります」と語る。 ③かぶき精神 かつて小原は20年以上、歌舞伎舞台の裏方を仕事にしていた。 「ギア」では屋台崩し、だんまり、盆(回転舞台)など随所に歌舞伎の要素が入っている。 特定の演出家を置かないのも歌舞伎と同じだ。 パンフレットの「演出 オン・キャクヨウ」のクレジットは漢字で「御客様」。 小原は「観客の反応を参考に、修正を繰り返して常に新しくする。 歌舞伎の語源の『かぶく』は、最先端という意味。 これからも進化し続けていくし、終わりはない」と胸を張る。 公演日程は「ギア」公式サイト(http://gear.ac/)。 0120・937・882。 強風にあおられるパンとマイムを見せる赤ロボット ▲ドール(中央)のドレスは特殊効果でどんどん色が変わる ▶観客を巻き込んだトランプマジックを見せる青ロボット ◀光るボールを使って幻想的なジャグリングを見せる緑ロボット ▼ブレイクダンスで豪快に宙返りする黄色ロボット 写真はすべて井上嘉和撮影

2015.03.05

観光特集「京あれこれ」2015春号/2015年3月4日発行

京都新聞社が首都圏向けに観光情報を特集した情報紙「京(みやこ)あれこれ」2015年春号。『きょうのあれこれインタビュー』のコーナーでギアプロデューサー小原啓渡へのインタビュー記事が掲載されました。
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[きょうのインタビューあれこれ・02] 京都発 感動空間[ギア] 言葉を使わずに展開される◎◎のストーリーとパントマイムやジャグリングなどの◎◎的なパフォーマンスが見事に融合する舞台、ノンバーバル(非言語)パフォーマンス「ギア」。 歴史と文化に彩られた観光都市・京都に現れた「感動空間」はどのようにして作り上げられてきたのだろうか。 舞台のコンセプトや成り立ち、ストーリーのこだわりについて「ギア」プロデューサーである小原啓渡さんに聞いた。 異文化が見事に融合する、新感覚の舞台 役者が言葉を使わず、ジェスチャーや道具のみで物語を展開するノンバーバルパフォーマンス「ギア」。 「京都発」と銘打ち、3年前からロングラン公演を行うギアは、見る人に驚きと感動を与える舞台として成長してきた。 この舞台の特徴は、物語にパントマイム、マジック、ブレイクダンス、ジャグリングの多彩な技が組み込まれているところだ。 洗練された技を◎◎に◎し◎す◎◎があるかと思えば、◎のシーンでは◎◎ある演技で◎◎を印象付けるなど、めりはりの利いた◎◎が観客を引き込んでいく。 それぞれのジャンルを担当する出演者は、世界的に◎◎するパフォーマーと女優。 その◎を融合させる発想には、実は小原さんが愛してきたという歌舞伎が深く関わっている。 「歌、踊り、芝居などさまざまな手法で表現される歌舞伎は、いわば日本を代表する複合芸術です」と小原さん。 ブレイクダンス、マジックなどを◎合的にクリエーションし、ストーリーに落とし込む手法は、まさに歌舞伎を応用したもの。 「文化の違うものを受け入れて調和を図るということを、日本人は歴史の中で自然と行ってきました。 そうやって異文化を融合し成熟させることで、新たな文化を生み出してきたのです」と語る。 新たな舞台ジャンルを確立しつつあるギアは、◎◎◎な◎◎ではとても日本らしい表現なのだ。 文化都市・京都に新たな観光コンテンツを ギアの公演が行われる専用劇場「アートコンプレックス1928」は、京都の街中に立つ1928ビルの3階にある小さなホールだ。 ◎◎から約70年がたち、老朽化で取り壊しが検討されていたところを、小原さんもよく知る京都在住の建築家・若林広幸さんが買い取って改◎したという。 1999年、「アートコンプレックス1928」オープンに伴い、小原さんがプロデューサーに就任した。 「当時から、この場所をブロードウェーみたいな、にぎやかな場所にしたいという夢がありました。 世界の観光都市を見てみると、ブロードウェーやパリ、ロンドンなどの魅力的な都市には必ず、観光客が楽しめる文化的コンテンツがあるんです。 観光が重要な役割を担うこれからの時代、このコンテンツは京都にも必要だと感じました」。 そんな時、ギアを生み出すきっかけを与えてくれたのが、ブロードウェーで見た舞台「ブルーマン」だ。 「小規模劇場、しかも少人数で行われるブルーマンを見て、大型劇場でなくてもロングラン公演ができるんだと勇気をもらいました」。 そこからギアの◎◎を◎◎、今や外国人観光客にも人気の観光コンテンツとしての地位を確立している。 誰が見ても分かりやすい「ノンバーバル」という◎◎も、外国人に受け入れられる◎◎だ。 多様性を受け入れ、変わり続けるギア 初公演は◎◎◎の大阪。 京都や◎◎で公演を重ね、3年前にロングランを◎◎した。 ストーリーや◎◎は◎◎に比べかなり変化しているという。 各要素をバランスよく取り入れることは非常に難しく、◎◎はまだその比重を◎◎している段階だ。 「トライアウトではアンケートから積極的にお客さんの意見を拾い上げましたし、現在でもアンケートを元に◎◎やシーンを見直すことはしょっちゅうです。 そういう意味で、こn舞台の演出家はお客さんだと思っています」と小原さん。 パフォーマンスだけでなく物語に感動できるところも魅力で「ラストシーンは思わず泣いてしまう方も多い」というのも、観客の意見を基に物語をブラッシュアップしている◎◎だ。 パフォーマーやスタッフ、そして観客の反応など、さまざまな要素を絶妙なバランスで融合させるべく試行錯誤を重ねる小原さん。 そんなプロデューサーという日々の◎◎を「◎◎◎◎のようなもの」と表す。 「舞台に関わる全てのエネルギーを上手に組み合わせ、化学反応を起こすことで『愛』を生み出せれば、と思っています。 なかなか完璧なものはできませんが、だからこそアートなんです」と笑う。 公演ごとに少しでもいいものをと意気込む小原さんの◎いとともに、これからもさらに発展していくギアに夢は膨らむばかりだ。

2015.02.28

京都通のための本「京都ぴあ」/2015年2月発行

2015年2月に発行された、「知らなかった京都」に出会える、京都通のための本「京都ぴあ」で、「外国人に人気の京都はどこ?」として『ギア-GEAR-』が紹介されました!
kyototu
今、訪ねておきたいKYOTO 09/10 SPOT 円安で日本ブーム!! 外国人に人気の京都はどこ? 海外からの観光客にならって"上質な異文化"を探訪。 京都の旅に新しい楽しさ発見。 日本を訪れる外国人観光客数が急増している。 2004年の610万人に対して、2014年には1300万人超。じつに2倍以上の伸びだ。 そのなかで彼らに人気なのは、やはり京都。 世界的に有名な旅行口コミサイトでも伏見稲荷大社が「外国人に人気の日本の観光スポット」で1位に選ばれるなど、多くの場所が上位にランクインしている。 共通項といえそうなのが「上質な異文化」を体験できること。 彼らの視点にならって各スポットを訪ねてみれば、また違う、新しい京都の旅を楽しめそうだ。 外国人に人気の京都はコチラ! 1位 伏見稲荷大社 二列に連なる千本鳥居の朱の道が幻想的で神秘的。 他所にはない唯一無二の場所と感じるそう。 住 京都市伏見区深草藪之内町68 075-641-7331 休 無休 境内自由 ¥ 無料 鮮やかな朱色の鳥居が連なる姿は、エキゾチックで神秘的な日本の風景に違いない。 2位 永觀堂 禅林寺 「もみじの永観堂」はまさに絶景だが、本尊の「みかえり阿弥陀」の優美な姿にもぜひ出会いたい。 住 京都市左京区永観堂町48 075-761-0007 休 無休 9:00~17:00 ¥ 600円 3位 ギア-GEAR- 演劇でもミュージカルでもサーカスでもない。 日本発のノンバーバル(=言葉に頼らない)パフォーマンス。 住 京都市中京区三条御幸町角1928ビル3階 0120-937-882 (『ギア』インフォメーション) ※詳細は要問合せ 撮影:井上嘉和 4位 金閣寺 実際に見ると黄金の輝きはひときわ。 説明いらずのインパクトで、日本人も外国人も等しく胸を打つ。 住 京都市北区金閣寺町1 075-461-0013 休 無休 9:00~17:00 ¥ 400円 5位 三十三間堂 南北に延びる長大なお堂に1001体の観音像が並ぶ様子はまさに圧巻。 壮大な宇宙を感じるようだ。 住 京都市東山区三十三間堂廻町657 075-561-0467 休 無休 8:00~17:00 ¥ 600円

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